読んだ

 「火の粉」(雫井脩介)は無事に読み終えました。最初はスローペースだったのに中盤から一気に読み進んでしまった。すごい事件が起こるわけでもないのに・・・。雪見に感情移入しつつ、雪見の旦那のどアフォな態度に腹立てたり、火の粉が降りかかっているのに雲の上から見ている勲に憤ったり、随分とのめりこんでました。
 うちの両親が2時間ドラマ大好きなので、とりあえず母上に貸しましたよ。母上のお好みを考えると「つまらん」という可能性大ですけど。うちの家族は他人に手を借りてまで生活していこうと考える人間が1人もいないので、こういうのわからんと思います。つーか、知ってる人が隣に引っ越してきた時点で「どうする?引っ越す?」という話になると思われ。
 雫井さんにしろ、奥田英朗にしろ、人間の嫌な面がたっくさん描写されていて凹みますなー。
 次は「チョコレート工場の秘密」を読んで楽しい気分になりますよ。それにしても私相当やられてる。毎日予告編見てます。ティム・バートン&ジョニー。最高の組合せだよ、ホントに。