読んだ

リミット (講談社文庫)

リミット (講談社文庫)

 だいぶ前の本だけども面白かった。2000年くらいにやったドラマはちゃんと見てなかったんだけど、設定がいろいろと違ったのね。ちらっと見たときは新山千春がキレた演技を見せてて「いいねぇ」と思った覚えがあるわけで。
 原作を読む前に配役が刷り込まれてたんだが、いいね。主人公の安田成美もいいし、悪役田中美佐子もいい。片野坂は佐藤浩市だったようだけど、私の中では大杉蓮だった。いや、でもいいぞ。
 ドラマよりも原作の方が残酷だな〜。ボニー&クライドに憧れる若い2人の破滅的な生き方も興味深い。