読んだ

怪談徒然草 (角川ホラー文庫)

　目次に誤植がある・・・多分、呪いだと思う。
　加門七海自身が体験した怪談をまとめたモノ。畏怖を感じる。
　最近神社仏閣に非常に興味のある私は、神社の造りを変えてしまった宮司や氏子が・・・の話。タタルさんに言わせれば（をい）、結構悪霊をまつっている神社も多いのだから絶対危険だと思うわけで。
　加門さんと霜島さんが実際に体験した「三角屋敷」の話はホントに気味が悪い。今の世でもこういうことする人がいて、力を持ってるんだと思うと・・・怖い。やっぱり怖いのは生きてる人間だよなぁ。
　加門さんのキャラのおかげで、普通の怪談集とは毛色の違った怪談集でした。