読み終わった

黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)

黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)

黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)

黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)

ちょっと読むのに時間がかかったのは、なんでだろう。あの北海道の全寮制の学校の話が出てきます。エピソードとして。
それぞれ家庭のある40歳手前の男女4人(幼馴染・同級生)がY島への旅行で青春を振り返るというか、心の中にあるわだかまりを溶かす、そんな話。各パートは1人ずつの視点、時間は同軸で流れる。
そか、実年齢に追いついてないから感情移入できなかったのが読むペースを遅くさせたのかも知れないなー。でも、みんなで解決してるようにみせて個々人の中で解決している・・・そんな謎が素敵だった。