読んだ

凍りのくじら (講談社ノベルス)

凍りのくじら (講談社ノベルス)

いったん放置してたのを、今日全部読み終えました。
読書好きのコはこの主人公に自分の嫌な面を投影しちゃって嫌悪するか共感するか。私は人と遊ぶよりも本を読んでる方が好きだったのに、周りに合わせようとして失敗したコ。主人公は心の中で葛藤がありつつも(少し不在)うまく世渡りしてたコ。
 主人公の母親が編集した写真集のシーンで不覚にも涙。(ハイハイまた電車の中ですよw)
 「カワイソメダル」を持つ若尾との関係にじれましたよ。気持ちはわかるけど、被害が及ぶのは自分だけでないことに早く気づけ!とイライラ。別所あきらについては「シャッター」「暗○」で”これは”と気づき、「サイン」で確信。
 私がドラえもんにもっと明るければこの「すこし・不思議」な物語にもっともっとのめりこめたかも知れない。