昨日はヅカへ

 「暁のローマ」を観に宝塚劇場へ行ってきましたよ。席がなかなかよくて、センターよりの上手10列目。銀橋の階段がよく見える位置でね。うふふふ。
 最初と最後にキリヤンと北翔による漫才があるわけで、気づかないで立ち上がっちゃったお客さんとかいたわよ。
 さて、宙の「Neversay Good-bye」が良すぎたのでこのロックミュージカル(ロックオペラにしたかったらしいけど)は微妙でした。題材を生かしきれてないなぁ・・・と。評判はいいのかも知れないけど。同じくローマを題材とした作品は麻路さきさんの「皇帝」が良かったからなぁ。
 しかししかし、衣装がとても素敵でした。いわゆる中間色を使った布の綺麗なことったらないよ。ブーツの柄も素敵だったし。
 歌が・・・笑い死ぬかと思いました。なんだろう、刷り込みするにもアレはないだろって歌だ。
 ♪カエサルはえらい〜 カエサルはえらい〜
 ♪ブルータスはえらい〜 ブルータスはえらい〜
 ま、それはおいておこう。
 配役はなかなか合っていたのではないかと思う。理事のカエサルは威厳があってぴったりだし、副将アントニウスのキリヤンもいい。甥の北翔の出番が少ないのがちょっと寂しい。ブルータスのあさこ&カシウスのゆうひちゃんが最高すぎてドキドキしっぱなしでした。正確に言うとゆうひちゃんにだけドキドキしてたのだけど。
 人気の面ではイマイチだけど才能はあったはずのカシウスファンの私はゆうひちゃんがカシウスで嬉しすぎ。(神曲ではひどい扱いだがw)同志たちと歌うシーンは惚れ惚れしちゃうほど素敵。みんなが「野心が」って歌ってるのを上手で眺めてるシーンとか「一生ついていっていいですか?」ってくらいに素敵。そして銀橋で歌う「野心がある、それを見られるのは嫌い」みたいな歌でため息。あぁ、素敵。
 暗殺後、心情をブルータスに吐露するシーンなんてもう!!

 ショーも素敵。箱から出てきてドキドキ、エメラルドの男のダンスでドキドキ。
何よりも、タンゴ!理事がブエノスアイレスとか歌ってたからアルゼンチタンゴなのかな。
 かなみちゃんと踊るゆうひちゃんがエロス!途中、理事にかなみちゃんを奪われてしまい殴りかかるシーンの男前さに血圧がかなり上がった。ま、最後はかなみちゃんはゆうひちゃんに戻ってくるんだけどさ。
 後は・・・寿退団してしまう組長とも一緒に踊ってたなぁ。つか、組長、素敵な男役さんたち皆と絡んでて楽しそうだったわ。

 そんな感じでゆうひちゃんばかり見てた数時間でしたw